チームサポートとパーソナルの違い
最近、河井の周りのトレーナーからこの様な相談をよくされます。『スポーツチームのサポートもしたいし、パーソナルGymでも働きたい』と
スポーツチームサポートとパーソナルトレーニングは同じ様で全く違う業種と言って良いと思います。
それぞれに面白さや難しさが違うので、比べる事自体ナンセンスなのかもしれませんが、現在職業として若手のトレーナーさん達が目指しているのはその辺りの様です。その辺りについて私見でお話ししたいと思います。
チームとは、ある目標に向かって集まった組織体のことを指しています。 チームワークとは、目標を達成するために、チームメンバーで役割を分担して協働することです。
パーソナルは「個人」、「パーソナリティ」は「個性」を意味します。 その人のことや関係していることを表す場合は「パーソナル」、他の人にはないような特徴を表す場合は「パーソナリティ」を使います。
チームは集団なので、アベレージを上げること、全体へ浸透する方程式の様なものを伝えて拡げることと思いがちですが、河井の経験則から言うとむしろチームサポートほど個を大切にすることが重要な気がします。運動が下手な選手を放っておけという事では無く、運動レベルの高い選手に更なる高みを教えて変化を出す事ができれば全体の底上げに繋がると言うことです。その様な意味で、『個』を鍛えて向上させることが重要だと考えます。
また、パーソナルでは当然1on1ですから、その人に合ったチョイスをする事が重要で、相手を無視したメソッドの詰め込みはNGです。大切なのは、脳への刺激ですから、トレーナーが持っているプログラムを相手へ押し付けるのではなく、相手に合わせつつ、新しい刺激を与える事ができる柔軟性のある引き出しを持っていることが重要なのではないでしょうか?
HYPhysio.河井洋次